|
|
運動器疾患は、超高齢化社会の到来に伴い、ロコモティブシンドロームに代表される変形性膝関節症、骨粗鬆症、腰部脊柱管狭窄症など、極めて有病率の高い疾患群に対して、その病態解明や新規治療法の開発は喫緊の課題となっています。本学ではこれらの運動器疾患に対して、高度かつ先進的な診断、治療法をいち早く取り入れ、医学部付属病院で実施してきました。
運動器先端医療研究センターでは、運動器の難治性疾患に対する新しい治療法の研究開発を今後も推進するために、国内外の多くの医師、研究者、研究機関、企業との有機的かつシームレスな連携を目指し、既存の研究センターとも連携しながら、継続性のある研究開発を実現していきたいと考えております。
本センターでは、学部生や大学院生など次世代の活躍が期待される者に対する教育施設としての自覚も忘れることなく、国民の健康寿命の延伸に寄与できる先端的な医療研究の開発を推進して社会へ貢献していきます。中核をなす整形外科学領域では、運動器疾患に関する基礎研究や臨床研究に関するこれまで多くの実績があります。競争的外部研究費は、2007年に厚生労働科学研究費を獲得して以来、15年以上にわたり毎年大型の国プロやAMED研究事業費を獲得し続けており、研究成果はメディアからも注目されています。元気のいい若手研究者、学生の皆さんの参画を歓迎いたします。
| |
|
|