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本事業は、有望な若手研究者が競争原理の中で国際的な研究者へと成長し、わが国の将来を担う上で必要なポストを確保できるよう、大学支援を目指して文部科学省が企画したものです。
本学は、現段階で比較的研究環境の整った医学部・理工学部を主体に応募し、採択されました。医学系では、「私学」という臨床研究の宝庫である立場を強く認識し、その特長を社会に大きく貢献させるべく、本学が充実を目指す臨床研究領域における人材の育成をめざします。
まず、有望な助教ないし准教授レベルにある若手を学内外から募集し、審査の上、数年間のテニュアトラック(試用期間)へ採用します。テニュアトラック期間は、研究室スペース、研究費を含めて研究活動に適した環境が提供されます。テニュアトラック中は大学の新たな組織である創造科学技術研究機構に属します。
テニュアトラック期間中もしくは終了後、テニュア(専任)採用に向けて厳格な審査が行われますが、その際、後進を自分同様に育成しうる能力、つまりメンター格の研究者としての能力が問われることになります。優れた能力と努力に対しては相応の待遇をもって処し、本学・わが国・世界に貢献していただこうというプロジェクトです。
2010年度は2011年1月に2名、2011年度は2011年4月に2名、2012年1月に1名、2014年度は2015年度1月に1名、合計6名がテニュアトラック教員として採用され、研究活動をし、その中から3名の教員が既に専任教員として採用されています。
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