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ゲノム医学研究の意義は「絶対の原因」を明らかにできるということ。個々の人が持つ原因=遺伝子を確定することができれば、真に個々に合わせた治療の実現もそう難しいことではなく、「オーダーメイド医療」実現の鍵を握るのがゲノム医学研究といえます。
本センターでは、リウマチ、糖尿病、高血圧、乾癬といった一般的な疾患に特定したゲノム医学の研究を行っており、連鎖解析や関連研究などの遺伝疫学的手法を用い、これらの疾患感受性遺伝子の同定を試みています。今後は、さらにハイリスク患者の予測、病態解明から創薬の可能性、環境要因(喫煙、食生活などの生活習慣、ストレス、感染等)と遺伝要因の相互作用解明といった段階へ進む予定です。
これらの対象疾患の発症メカニズム解明にあたり、全国の医療機関に患者さんの家族に関する情報提供を求め、すでに10個以上の疾患関連遺伝子を見出しています。
本センターでのもう1つの柱が、HLAについての研究です。免疫応答に深く関わるHLA遺伝子は自己免疫疾患を中心に数多くの疾患の発症や移植の適合性に関わっています。6千種類以上の遺伝子型を有することから、オーダーメイド医療やテーラーメイドな創薬が期待できます。
本センターは医学だけでなく、統計学、遺伝学、統計遺伝学のプロフェッショナルが一丸となって日夜研究を重ねており、近い将来、遺伝子と環境要因の測定によって、個人の将来の可能性を予測できるようになると確信しています。
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