東海大学大学院 医学研究科

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2005年の中教審の答申では、研究マインドを持った専門医教育が医学系大学院の大きな目標に掲げられました。これはまさに本学が設立以来貫いてきた「自らが新しい研究成果や概念を発信する」という理念と合致しています。高い専門性と強い研究志向を持ち、社会の指導的立場を果たすための倫理観を持った専門医、あるいは医学者を作り上げることが本大学院の教育目標です。

また、臨床医学に具体的に還元する研究テーマを作り上げていくことも、医学系大学院の使命であります。医学部を卒業した臨床医が大学院医学研究科で研究することの大きな意義は、臨床医としての視点を基礎研究に十分に反映させることにあると考えます。

さらに、臨床医学を支える基礎医学がより専門化している今、臨床的なセンスを持つ基礎系研究者・指導者を数多く擁していることも、医学系大学院に求められる要素です。東海大学医学部ならびに大学院医学研究科には、臨床への還元を十分に意図した研究を継続している基礎研究者が多数おり、本学が誇るべき特徴です。

本学の先端医科学専攻(博士課程)の大学院生の多くは臨床医であり、各専門領域における臨床能力の向上、専門医としてのスキル獲得、そして臨床医学を支える基礎研究の3つを推進しています。社会人として、また家庭人としての役割や責任が増す世代が多く、2009年度から専門医資格取得のための臨床研修と、研究を主体とした博士課程修学を並行して行えるよう、「臨床研修/大学院」コースを導入しました。夕方・夜間、あるいは土曜日の授業、ネット教材利用の学習機会を設け、東海大学医学部付属病院での勤務を続けながら、大学院生としての教育・研究活動を実践できる環境が整っています。

また医科学専攻(修士課程)においても、2年間を修了した後の進路をしっかりと見据えた研究活動が大切です。経験豊富な指導教員との率直で積極的なコミュニケーションのもと、効率の良い研究を実施できる環境を整えています。

さらに、今後の医学研究の発展を考える際に取り組まなければならない重点課題は、人文社会系出身者が医学領域で活躍できるフィールドを開拓することです。こうした修士課程での研究が新しい医学研究のシーズとなる可能性も高いことから、本学も多種多様な領域からの挑戦を大いに歓迎します。


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