東海大学大学院 医学研究科

受験を希望される方へ 入試情報

大学院在学生向け

教職員向け

臨床研修部医学部付属病院東海大学

伊勢原図書館総合医学研究所伊勢原キャンパス

研究科長メッセージ

教育目標・沿革

教育体制

先端医科学専攻(博士)

医科学専攻(修士)

看護学専攻

学費・奨学金・支援制度
粘膜防御研究センター

総合臨床研究センター

疾患モデル基礎研究センター

再生医学センター

がん幹細胞研究センター

脳・神経疾患研究センター

ライフケアセンター

代謝疾患研究センター

マトリックス医学生物学センター

分子環境予防医学センター

ゲノム多様性解析センター

運動器先端医療研究センター

粘膜防御研究センター

採択事業

次世代のがんプロフェッショナル養成プラン(2023年採択)



私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(2015年度)



私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(2012年度)



科学技術振興調整費採択事業



採択事業実績

Q&A

Link



臨床研究審査委員会



The Tokai Journal of Experimental and Clinical Medicine




お問い合わせ・資料請求

アクセスマップ

ご利用案内


  近年の免疫学領域の研究の発展は目覚ましいものがあり、フローサイトメトリー解析を発展させた単一細胞レベルでのMultiomics解析等の手法により、免疫応答における詳細な分子基盤の理解が進んでいる。一方で、感染性微生物の宿主への侵入は、主に粘膜面を介することが知られるが、通常、粘膜面には様々な常在性微生物が存在することから、両者の識別機構については不明な点が多く、感染症への防御機構としての免疫応答の詳細な理解には、さらなる研究の発展が望まれる。こうした研究の積み重ねが、未知の感染症に対する有効なワクチン開発や、体内の様々な生理反応との関連性が指摘される腸内細菌叢の働きを正確に理解するための重要な試みと考えられる。

本医学部では、設立時より、初代医学部長である佐々木正五教授により、「無菌マウス」を使用した細菌学研究の基盤が整備され、現在まで、様々なヒト細菌感染症モデルを用いた研究がなされてきた。また、BSL3実験室を保有し、HIVやSARS-CoV2などの高病原性ウイルス感染症研究も行われている。本センターでは、こうした感染症研究者とも連携しつつ、疾患要因の一部に微生物感染を有する様々な病態の解明を目指し、臨床各科との共同研究体制を確立する。その過程で、多くの大学院生を受け入れ、共通の実験基盤を共有しつつ、新たな研究アプローチを模索する。

本学講堂に掲げられた佐々木正五先生の言葉には、「基礎医学と臨床医学の有機体化」、「学際領域の統合」といった「共存の医学」の重要性が述べられている。粘膜面を介した微生物、宿主の相互の応答研究は、そうした方向性に合致した研究領域と考えられる。多くの研究者の協力を仰ぎ、本学らしい研究を展開したい。
 
  ▲このページのトップへ
東海大学大学院 医学研究科 伊勢原キャンパス 〒259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋143 Tel.0463-93-1121(代)
Copyright (C) Tokai University, Graduate School of Medicine.