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先端医科学専攻は、従来、医学研究科の博士課程として5専攻設置されていた体制を改め、新たに2005年度から唯一の博士課程専攻として設置しました。本専攻は医学及び医科学の研究者および研究マインドを持った専門医を養成することを目的としています。
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教育プログラムでは、将来、生命科学としての医学を研究、臨床医学の発展に貢献できる医学応用を追求、国際医療、医学統計、コンピュータ科学の研究などを追求する道が開かれています。本専攻は、狭い専門分野にとらわれることなく、医学と生命科学全体を思考でき、自由な発想に基づいた研究を推進できる研究者および臨床各分野の専門医を育成することを目的としています。
本専攻には、医学部を含む6年制大学を卒業した者、大学院修士課程を修了した者、及びこれらと同等の能力を有すると認められた者が入学できます。科目は研究における基本科目を中心に、必須科目は7科目、選択科目は全78科目にもおよびます。単一専攻であるため、学生諸君は自由に研究指導教員を選ぶことができ、これに伴い科目も自由に選択する事ができます。また、一つの科目を複数の教員が担当しているので、異なった専門分野の複数の教員から指導を受けることができます。
博士課程では、研究成果は査読制度を有する専門誌に発表しなければならず、学位を申請するためには最低3報の公刊論文が必要とされます。その内一報は学生自身が第一著者であることが要求され、最終的にはこれらの研究を基に、標準4年の修業年限内で学位論文にまとめられるよう指導していきます。
(研究倫理)
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