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医学系研究者にヒューマニティを含む幅広い教養を修得させると同時に、人文社会学系の出身者の中からも医学・医療研究を理解する人材を育成することを目的としたプログラムで、2008年度に文部科学省から採択された事業です。
博士課程では、国際レベルのヒューマニティ理念に基づき、研究マインドを持った医師や研究者を育てる環境を構築し、修士課程では、理系・文系を問わずグローバルな生命倫理観と医学・医療に見識を持ち、臨床研究を支援できる人材、
すなわち、我が国に不足すると言われる「境界領域の人材」の育成にも力を注ぎます。
東海大学大学院医学研究科における具体的なプログラムは、米国MSCI (Master of Science in Clinical Investigation) コースを鋳型とし、国内外から一流の指導者を招き、数日間にわたる集中セミナーを設け、人文社会学系の出身者(修士課程)には必修科目として医学・医療境界領域の研究を指導します。また臨床医、臨床・基礎医学研究者を目指す医学系の学生(博士課程)には、良識ある臨床医や研究者として必須なヒューマニティの教養を身につけさせ、何よりも医療倫理に関する徹底した教育を実施します。科学英語教育を重視しつつ、情報の発信・収集選択能力を獲得させるプログラムも用意し、多彩な人材および知財のインフラの構築に大きく貢献することも目指しています。これらの学習には練り上げられたウェブ教材も活用しています。
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