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本プロジェクトは平成11年度より5年間2期、計10年間のハイテク・リサーチ・センター整備事業をふまえ、さらにその発展型として私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(平成20年度よりハイテク・リサーチ・センター整備事業は本事業に改称、内容も刷新)に採択されたものです。
本研究の最終目的は創薬です。ヒトの種々の疾患に対するモデル動物を開発するのみでなく、疾患の克服のために独自の方法で候補化合物(リード化合物)を見出し、前臨床試験をできるだけ迅速に進めるシステムを開発・確立します。
これまでのハイテク・リサーチ・センター整備事業により建築された遺伝子操作動物の飼育施設(遺伝子工学実験動物研究センター; Center of Genetic Engineering for Human Diseases)を十分に利用し、作成された疾患モデル動物と新薬の分子デザイン理論を基礎として、医学・医療における大きな目標である創薬を目標に定め、これを実現するために、迅速に疾患モデル動物を開発し、標的タンパク質に作用する化合物を効率よくスクリーニングし、安全性も含めて総合的に評価するシステムを開発する研究拠点を築きます。
このプロジェクトには、1)これまで本学で確立してきた多くの疾患モデル動物があること、2)効率的に遺伝子操作動物を作成する新しい方法が確立しつつあること、3)標的タンパク質の特定部分に作用しうる化合物の効率的 in silicoスクリーニング法が実績を挙げてきていること、4) in vivoで造腫瘍効果をスクリーニングするための特殊マウスに関するノウハウがあること、また、5)大学院医学研究科で推進している生命倫理思想の構築など新しい医師主導型の臨床試験に対応した医療倫理の枠組みが整備されつつあることが、他の大学に追随を許さない大きな特徴です。
東海大学発のユニークな疾患モデル動物が誕生し、発症の仕組みが続々と解明されつつあり、今後、種々のタイプの薬の開発に積極的に取組んでいきます。すでに多くの研究成果が挙りつつありますが、今年度は3年目として中間報告会を開催し、中間評価を受けることになっています。


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